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学術発表

Science Announcement

「老齢婦人に対する化粧療法の免疫機能への影響」

ビューティタッチセラピーをすると、回を追うごとに高齢者の方々が元気になるのがわかります。それはビューティタッチセラピーが、免疫力上昇に深く関係してくるからです。
免疫力とは「病気やウィルスから体を守る力」、「疫から免れる機能」ともいわれます。しかしながら、免疫力は年齢とともに低下します。免疫力が低下すると、疲れや肌荒れ等の不調がおこるだけでなく、ウィルスの感染症にもかかりやすくなり、重症化のリスクも高くなり、癌の進展など生命の危機も高まります。

年齢による免疫力の低下は、残念ながら誰にでも起こる自然現象ですが、日々の対策によってはその低下速度を遅らせる事も可能です。免疫力は20代から30代でピークを迎え、40歳以降は下降線をたどります。高齢者に癌が多く、感染症による死因が多くなるのもこうした免疫力の低下と無関係ではありません。

セラピー前後のインターフェロン産生能の変化

インターフェロン産生能とは、癌や感染抵抗力の指標となる免疫パラメーターです。上記データは、1996年11月から1997年3月まで、大阪のある高齢者の入院されている病院で化粧療法を行った時のデータです。20名の平均年齢83歳:68歳~97歳の方を対象として月に1回は専門家が施術し、各自のできる範囲で毎日、化粧を続けてもらった結果です。化粧をはじめて3か月目、4か月目になると、免疫機能の上昇が認められました。

定期的な化粧行動の有無による身体・認知・精神機能の比較、
要介護高齢女性における検討

(平成27年3月7日 日本健康支援学会にて発表 大杉・村田・谷 他)

スキンケアを定期的にする要介護高齢者としない人の比較

スキンケアを定期的(週2回以上)に行なっている要介護高齢者は、行なっていない人よりも、注意機能を含む認知機能が高く、 日常生活動作や社会生活が良好であり、さらに日中に座ったり寝て過ごす時間が短く認知症状についての自覚症状が少ないことが判りました。
(すべて統計学的に有意差あり(p>0.05)

メーキャップを定期的にする人としない人の比較

メーキャップを定期的(週に2回以上)に行なっている要介護高齢者は、行なっていない人よりも、日常生活の自立度が高く、日中に座ったり寝て過ごす時間が短く、認知症状について自覚症状が少なく、また、物をつまむ力(ピンチ力)も強いことがわかりました。
(すべて統計的に有意差あり(p<0.05)

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