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セラピストの活動

【京都府長岡京市】村林 順子さん 精神科病院

精神科病棟におけるハンドセラピーの実践

当院ではコロナ禍で、生活に不自由を感じている精神に障害を持つ患者さまに、QOL(生活の質)を維持継続していただくための関わりを重視しています。
検証者6名にはセラピー前に血圧を測定、睡眠時間と現在の気分を数字で表現してもらいファイルに記入します。実施前に深呼吸で呼吸を整えます。ハンドセラピーの効果や目的について説明後に手指消毒をし、アトデリエのローションをコットンに含ませて塗布。そしてミルクを手指に馴染ませます。セラピー後は全員の表情が穏やかになり、検証者の血圧値や脈拍数、気分も好転します。統合失調症やうつ病の方にも効果が出ており、この時間を楽しみにされています。
今年度4月から、病棟の新企画としてアロマハンドセラピーを月に3回のペースで実践しています。20名ほどの参加者にレッスン形式でアロマシールの貼付けやハンドセラピーを行ない、心の落ち着きやリラクゼーション効果を発揮しています。
アロマハンドセラピーは7月で一旦終了しましたが、効果的なセラピーは今後も継続していきたいと考えています。