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セラピストの活動事例
グループホームで笑顔満開に!
勤務先のグループホームで女性の利用者様が、『顔がカサカサしている。最近はぜんぜんお手入れできてない。』『ここに来てから、もうお化粧もしていない。』『口紅もつけていない。』などど会話をされていたのを耳にし、介護福祉士として、美容的な悩みを少しでも軽減することで快適に生活していただきたく、高齢者向けの美容技術や知識を身に着けたいと思ってビューティタッチセラピスト認定基本講座を受講しました。いまはコロナ禍のため外部での活動は制限し、勤務先グループホーム内でハンドセラピー、フェイシャルセラピーを実施しているほか、週1~2回午後のレクリエーションの時間に5~7名くらいでセルフフェイシャルマッサージを行なっています。
皆さん「美」には関心があり、いつも真剣に取り組んでいらっしゃいます。『綺麗になるかしら?』『ツルツルしてきたね!』などとお話ししながら和気あいあいとした雰囲気。最後には口紅をつけて、ご自身の顔をよく見ていただきます。『顔が明るくなったね!』『嬉しいね♪』などの感想や、他の方のお顔を見てお互いに褒め合ったりしてキャッキャと歓声があがります。笑いも会話も多くなり、以降の時間の雰囲気がとてもよく流れていきます。
それ以外にも関連施設での認知症予防の講座の講師活動も行なっています。
ビューティタッチセラピーが非薬物療法としてフレイル対策やQOLの維持向上に期待できることを広める活動もしていきたいと思っています。
関連施設での認知症予防の講座の講師も行っている。
※今後の抱負
介護美容が非薬物療法としてフレイル対策、QOLの維持向上に期待できることを広める活動もしていきたい。