Report
セラピストの活動事例
まちの小さな起業塾 in 岩手町プロジェクト
実母の認知症がきっかけで、Bタッチセラピストの資格を取得しました。車椅子を使うようになり娘の事が分からなくなった母に、心に寄り添うケアと触れるケアで人間らしさを取り戻して欲しいとの思いで、コロナ前には定期的なセラピーを続けていました。母は今では歩けるようになり、会話も以前のようにできるように。
他の高齢者の方達にも、いつまでも元気で自分の事ができる毎日を送って欲しいという思いが強くなりました。
そんな中で、今年の10月に地元の岩手町で企画された『まちの小さな起業塾in岩手町プロジェクト』に参加させていただきました。
コロナ禍で出かける事も制限され、人と話す事が減り認知症が進む方が増えている今、気分転換ができて人と話すことが楽しいと思っていただける場を作りたいと思い【びゅーてぃ♥たっち♥せらぴぃ】プロジェクトを立ち上げました。
その思いに賛同してくれた、いつも一緒にセラピー活動をしている福士幸恵セラピストと、介護施設勤務の看護師遠藤さん、地元お団子屋さんの西田さんがメンバーとなり2ヶ月に1度のペースでイベントを実施しています。
10月30日のイベントでは、ハンドセラピー・ネイルケア・アロマルームスプレー作りを実施し各5~9名の方に体験頂きました。ハンドセラピーの施術中ずーっと会話が弾んで皆さん笑顔でした。
12月5日のイベントでは、介護の仕事に興味がある地元の高校生もお手伝いに加わり、ハンドセラピー・フェイシャルセラピー・アロマポット作りを実施。特にアロマポットつくりは好評で6名が参加されました。
終了後に記入頂いたアンケートには、『また参加したい』『周りにセラピーを受けさせたい人がいる』とのコメントを頂きました。
今後は、希望者への訪問セラピーも実施していきながらイベントも引き続き定期的に開催していきたいと思っています。